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小館町の家

偶然なのか必然なのか、売り出されていた高台の土地が手に入りました。
崖地規制という条例があり、土地の半分しか建設に使えないのですが、借景を楽しむ生活をイメージした住宅を設計。
当時はあまり受け入れられていなかった高気密・高断熱を選択したからこそ、容易に居間に吹抜け階段をつくることができ、目線の上下とともに変化する景観が実現できました。浴室は、寝室がある2階に置き、景色を見ながらの入浴が可能です。
なお、どんな物事にも一長一短があるもの。今回の場合は景色が良ければ風が強くて、建物が傷みやすい……それでも景観を取りたいというコンセプトのもと、設計・建設しています。