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大館幼稚園

耐震性の問題から改築した、市内最後の幼稚園です。街中の狭い敷地・準防火地域という、田舎ではあまりない制約の中、絶対に必要な室と広さのせめぎあいで生まれた園舎です。数字的には以前より狭い園舎なのですが、なぜか広々していて、設計者としても不思議です。狭さの中で、回遊性を高めることに意識を置いた結果だったと思います。先生方に決めていただいた屋根の色は、私なら選ばなかったであろう色ですが、屋根面があまり眼に触れないため、丁度よいアクセントになったと思います。